はじめに

文具の祭典とも言える、イベントが今年もやってまいりました。
ペンハウスももちろん参加させていただきました。
たくさんの方にペンハウスのブースを訪れていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
昨年に引き続き海外からの出店者、お客様が多く、ペンハウスの商品も多くの海外のお客様にご購入いただきました。
また、年々若いお客様が増えていて、嬉しくもありますが、取り扱っている商品の価格帯を考えると、課題は多いなと色々考えさせられることもありました。
今回の目玉商品
先述の通り、若いお客様が増えていることもあり、毎年様々な試みをしております。
今年もお得意(?)の福袋を3種類ほど用意し、特にカクノとインクがセットになったものはあっという間に完売してしまいました。
またイベント出店の機会がありましたら、福袋は用意していきたいと思います。
先行販売 万年筆のお布団

今年の春に開催された、日本INK紀行でお隣になったことからご縁のできた長野県は松本市の『Dropouts』様とのコラボレーション商品になります。
私の万年筆のお布団なるものを作りたいという軽い発言から、あれよあれよと立派なものが出来上がってしまいました。
枕と、畳も付属しています!
この畳…ガチの畳なんです!!
ペンケースがメインのはずですが、畳もメインを張れるくらい立派です。
こちらは、現在商品ページを製作中!
販売開始まで今しばらくお待ちください。
限定販売 コトバノイロ 銀河鉄道の夜 ラメver

ついにペンハウスもラメインクを出したか…
はい、出してしまいました。
大変ご好評であっという間に売り切れてしまいました。
ご購入いただきありがとうございます。
こちらはイベント限定での販売となり、今のところ通販の予定はございません。
申し訳ございません…
スタッフのお買い物レポート
ペンショーに行けば、新しい出会いがたくさんある。
というわけで、恒例のスタッフのお買い物レポートです!
いってみよー!
木軸ペン工房KIKI様

世界中の銘木を使用した、木軸ペンやペンスタンドなどを作られています。
私が購入したのは、3本用のペンスタンドです。
増えていくペンをディスプレイすべく様々なペンレストやペンスタンドを試す日々…
今回購入したKIKIさんの商品は、寝かせるタイプのものではなく、たてて飾れるのが購入の決め手になりました。

しかも、三段階の角度調整が可能!
樹種はナラです。

シャーペンやガラスペンも置けるようにと、工夫もなされています。

すぐに使いたすぎて、ペンショー終了まで什器としていきなり働いてもらいました(笑)
いい感じ!
SHINARI様

ずーーーーーっといつか買うことを夢見ていた、革製品のステーショナリーを作られているショップ様です。
クラファンで旅するガラスペンケース見て以来、気になっておりました。
すごく人気で売り切れ続出。なかなかネットショップで購入することができずにいましたが、今回出店されているということで意気揚々と買いに行かせていただきました!
トラベラーズノートのカバーと、M5サイズのリフターです。
ラッコが可愛すぎる…!
大切に使い込んでいきます。
こちらも早速使いたすぎて、持参していたM5に挟みました。

しまらん!!
私の持っているM5にはサイズがあいませんでした(笑)

別のスクエア型のM5にはいい感じでおさまりました。
廣運舘活版所様

ご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。
活版印刷で可愛らしい紙製品を作られています。
どうしても便箋がすぐに入り用で、こちらで購入させていただきました。
レトロなデザインが素敵。万年筆で書いてもOK!とのことでした。
メモ帳はお土産として購入。
すずめや様

素敵すぎる手製本ノートを作られているすずめやさん。
まさかペンショーでお会いできるとは思わず、浮き足立ってしまいました。
私は以前、表紙にすずめがデザインされたノートを買ったことがあり、使い切った後も部屋に飾っています。
エッグンワークス様

ペンハウスの斜め後ろで出店されていたのですが、何やらアートな表紙のノートに、吸い込まれるようにして買いに行きました。
ノートは水平開きのドイツ装(コデックス装)で、私が購入したものは本文用紙は方眼罫となっています。
表紙デザインは本当に色々なものがあり、その世界観によって手触りも違っています。
アート好きな方、いかがでしょうか?

マナベケイコのおかしな文具店様

クリアなシステム手帳!!!!しかもお安い!!!!!
すぐに飛びつきました。
いつも個性的で面白い文房具を販売されている印象です。
WRAPALLET様

富国紙業株式会社が手掛けるプロダクトブランド。実は知らない間に製品をいくつか持っていたので、今までもお世話になっていたし、これからもお世話になります…。
新作の正方形ノートをゲット!!!
ペンショーで買おうと思っていたので、購入できて嬉しいです。
ダンデレードという独自開発の紙を使用しているのですが、こちらの紙が水彩画などにも耐えうる用紙となっており、あの文具プランナーの福島槙子さんもプッシュされている紙となっています!
YAMATO INC.様

紙の専門商社さんです。コンケラーを輸入販売しているそうです。
こんな素敵な装丁の和綴じノート…買うしかない!!
と思ってみたら、廃番品ということでめちゃくちゃ安くで販売されていました。
買うしかない!!!!!
ぷんぷく堂様

私が身に着けていたミャクミャクに反応してくださり、万博で購入されたというお面を見せてくださいました(笑)
ぷんぷく堂さんの商品は去年も購入しており、今回のペンショーで大活躍でした。
たくさんお話ししてくださってありがとうございました!
今回の購入品は、mizutamaさんデザインの文房具たち。
ユニボールワンは、チャームのデザイン、カラーの種類がたくさんあるとのことでしたので、その中から気に入ったものを選びました。
1本はお土産にしたいと思います。
岸印刷様

「ひととせ」という一筆箋を購入しました。
小さい、カード状のものも一筆箋なんです。
デザインは植物や吉祥柄など。
模様は、一枚一枚丁寧にレーザーカットされているそうです。
八文字屋様




山形の八文字屋さん。八文字屋さんってよく考えたら本屋さんなんですよ!!
たまに忘れそうになります。
私は八文字屋さんのインクを揃えまくっているので「いつも買わせていただいてます」なんて言ったら、スタッフさんもペンハウスで買い物をしてくださっていると、嬉しいことを仰ってくださいました。ありがとうございます!
今回はインクは購入せずに…mizutamaさんコラボのロールシールを買いました。
一見マステに思われそうですが、ラベルシールからヒントを得た商品です。
ラベルシールのロール版という感じでしょうか。
一巻きで1000枚入っているそうです。使っても使っても減らない!使いごたえがありそうです。
山本紙業様

…いつも山本紙業さんで買い物をしているな??
今回は前々から欲しい。絶対買うぞと思っていた、黒い紙のセットを購入しました。
パイロットの黒い紙に書けるジュースアップ付き!
山本紙業さんにはいつも仲良くしていただいて感謝しております。
仲良くしてくださるから買ってるんじゃないですよ。本能赴くままに買ってるんですよ。
先日新しく登場したカノープスは全部売切れてしまったそうです。
カノープス…!恐ろしい子…!
竹紙商店様

日本の竹100%でできた「竹紙」を使ったノートやカレンダー、折り紙などを制作、販売されています。
代表の西村さんがお一人でプロジェクトを立ち上げられ、日々奔走されています。
帰ってきてからホームページを拝見してみましたが、ほんまに一人でやってるやん…と、心の中で思わずつぶやいていました。すごい。
めちゃくちゃ面白い方で、私がお土産で渡そうと持っていたカールでいじられました(笑)
購入した商品もありますが、ご厚意でいただいたものもたくさんあります。
良くしていただきありがとうございます。

ノート目的に買いに行きましたが、なぜかカレンダーを買っていました。
しかも、2025年。
2026年じゃないんですよ。来年のカレンダーじゃないですよ。
今年のカレンダーです。
今年ってもうあと何カ月…何日やねんという…
ただ、とてもお安くお譲りいただいた上に、2025年が終わったからと言って全く使えないわけでもなくて…

こちらのノート、実は表紙にカレンダーが使用されています。

カレンダーのこの部分。
アップサイクルというやつです。
とても素敵なデザインなので、再利用が可能!
スタッフの方が、私はブックカバーにしました。と仰っていました。
そういった使い方ができるのです。
この大荷物を抱えて山本紙業さんの所へ行ったのですが、「要は紙を買ったってことだよね」と、素晴らしいことを言ってくださいました。
そういうことです。
素敵なお土産
出店者様から色々いただいたお土産をちょこっとご紹介。
Dropouts様

今回、Pentの新作『万年筆のお布団』を作ってくださったDropoutsさん。
春のINK紀行でも色々購入しておりましたが…
春のときにはなかった新作をいただきました!
ありがとうございます!!
上部がメッシュになっていて風通しがいい(?)巾着です。
Dropoutsさんはお一人でお店を回されていたので、ほんの一瞬、私が店番をしたりしていました(笑)
ほんの一瞬です。
Dropoutsさんのブースでペンハウスのエプロンを着た人間に出会えたあなたはラッキー。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました(笑)
尚羽堂様

以前ペンハウスでも中国神話をモチーフにした万年筆を取り扱っていました。
台湾の隠れ家的万年筆屋さんで、どうやら代替わりされたようです。
いただいた万年筆は、尚羽堂さんのInstagramにも投稿されている「Pencket」というシリーズ。
「Pen」と「Pocket」を組み合わせた名前のようで、ペンハウスのコルトのように、持ち運びに最適な小ぶりな万年筆です。

キャップを尻軸に装着することにより、良いサイズ感になります。
ペン先は、ドイツのjowo社製大型ペン先。
大型ペン先いいですね…書きやすい!
ありがとうございます!
日本手帖の会 手帳100冊!書き比べ総選挙に参加してみた!
先日、文具ライターの出雲さんの記事でも出てきました『手帳100冊書き比べ総選挙』に参加してきました。
▼出雲さんの記事はこちら
ペンショーではいつも、YOMISEというボランティアスタッフさんのお買い物時間が設けられているのですが、その時間を利用して、Dropoutsさんと一緒に回って投票してきました!
100冊の中から投票したい手帳を3冊選ぶというのは…なかなかハードで…
どうしよう。果てしない。と二人でヒィヒィ言いながら何とか選びました。
その中で気になったものを2冊、写真におさめましたのでご紹介を。
名画座手帳

見た瞬間「これだ!!!!」となりました。投票決定。
Dropoutsさんにも「ちょ、これ見てください!!!!」と思わず叫びました。
私が一番惹かれたのは、映画館の座席表が載っていたところです。
選ぶのに必死でじっくり見ることができなかったのが残念ですが、都内主要名画座5館の劇場情報や、全国独立系上映施設等々…映画好きならたまらない情報満載です。
最近、映画館へ足を運ぶ人が少なくなってきて、単館劇場と呼ばれるものが減ってきていることに思いを馳せています。
そんな私に、この手帳がすごく刺さりました。
ただ、オンラインストアを見たら、※で、『情報量の多い手帳です。』と書かれていました。
注意書きを要約すると、色々書き込みたい人には不向きである、と…。
気になった方は、オンラインストアや公式ホームページをよくよくご確認の上、ご購入ください。

デッカデイ®

こちらは出雲さんの記事を見て、実物を見てみたいと思っていたので、今回この場で見ることができてよかったです。
日付の大きさに驚きました。
名前の意味がこのときわかりました。
この大きな日付の上から予定を書くらしいのですが、一瞬どう書けばいいのかと戸惑ってしまいましたが、みなさんの試筆が面白くて、こうやって書けばいいのかと勉強させていただきました。

投票に参加してみて
デジタルな世の中ですが、こんなにもたくさんの種類の手帳があるのはなんだか嬉しい気持ちになりますね。
投票に参加できてよかったです。
私は、ほぼ日手帳のヘビーユーザーで、自分からほぼ日を取ってしまったらもう自分が自分でなくなるというくらい憑りつかれているので、今から違うものに変えるというのはなかなか勇気がいりますが、名画座手帳は気になりますね…
投票の結果は、12月にはわかるそうです。楽しみですね。
一体どういうイベント?どこで投票できるの?など、気になった方は、日本手帖の会さんのホームページをご確認ください。
日本手帖の会:https://tsj.connpass.com
一緒に回ってくださったDropoutsさん、ありがとうございました!
そして最後に。
ほぼ日、ほぼ日と言っているわりには、ほぼ日手帳には投票しませんでした。
最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。
昨年よりも長くなった気がします。
今回も新しい出会いがたくさんで、非常に刺激的なイベントとなりました。
ペンハウスとしても新しい試みをしてみたり、「来年はこうしたいなぁ」と、もう今からワクワクが止まりません。
「いつもサイトで購入しています」
「また購入します」
「メルマガ読んでます」と、今回も温かいお言葉をたくさんいただきました!
ありがとうございます!メルマガは私が書いています!!!!!
来年は日程が変わるようですが、ぜひまた参加できたらと思います。
最後になりましたが、事務局のみなさま、ボランティアスタッフのみなさま!
いつもこの素敵なイベントを運営してくださり、ありがとうございます。
特にボランティアスタッフさんがいなければこのペンショーは成り立ちません。
この記事を読んで、ペンショー面白そう。ボランティアやってみたいかも。と思った方は、ぜひ!!!
それではまた!
違うイベントでお会いしましょう!
余談
ボランティアスタッフさんや出店者さんに配る用として、おにぎりせんべいを持っていきました。
なぜおにぎりせんべいかと言うと。
噂で、東日本ではあまりおにぎりせんべいが出回っていないと聞いたからです。
私たちの後ろで出店されていた、群馬のハイノートさんに差し入れたら、スタッフの方に「初めて見た」と言われました…!
ほんまやった!!!
全く出回っていないわけでもなく、ご存知の方もいらっしゃいましたが…
知らない方のほうが多かった印象です。
カール以外でも出回っていないものがあるとは…

この記事を書いた人
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文房具を愛してやまないペンハウスのスタッフ。
学生時代にPILOT製品に魅了されて以来、文房具遍歴がスタート。
社内のデスク周りは置ききれないほどに文房具であふれ、私物のインクコーナーまで存在しているほど。
席替えをしたときは、山が動いたといじられる。
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