世界の筆記具ペンハウス

【レポート】日本INK紀行2025

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日本全国のご当地インクが神戸に勢揃い!
日本INK紀行が今年も開催されました。
会場は例年通り、旧神戸市立北野小学校の校舎をリノベーションした観光施設です。
以前は『北野工房のまち』という名前でしたが、2024年にリニューアルし、食の複合施設『神戸北野ノスタ』として生まれ変わりました。

テレビで紹介されたパン屋さんなど、新しいお店が増えていて、思わず寄り道してしまいました。
日本INK紀行の会場は、3階の体育館。
歩くとギシギシ鳴る床に、なんだか懐かしい気持ちになります。

「日本INK紀行」という名前なので、当然インクがメインなのですが、今回スペースをいただいたのでインクとは別に万年筆や雑貨類も並べさせていただきました。
全て、というわけにはいきませんでしたが、ペンハウスの顔であるシンフォニーシリーズをはじめ、セーラー万年筆さんとのコラボ万年筆、大西製作所さんのコルトなどを実際に手に取って見ていただき、試筆もしていただきました!
中でも「シンフォニーデリカート」「サクラルーセント」がとても人気でした。

インクの試筆スペース

日本INK紀行最大の特徴は、インクの試筆を椅子に座ってゆっくり楽しめるところ!
イベントによっては人が多くて、なかなか思うように試筆ができないといったお悩みもあるかと思いますが、INK紀行ならば様々なお店やメーカーのインクを楽しめます。
インク沼の人はぜひ一度訪れていただきたいイベントです!

お客さんがいないタイミングを見計らって、私も試筆してみました。
試筆ができる机にはつけペンと紙、そしてつけペンを洗うための水やティッシュが予め用意されています。
各店試筆可能なインクを用意してくださっているので、その瓶ごと机に持ってきて試し書きをします。
私が選んだのは、文具生活さんの「鳴門金時パープル」。 用紙は、コクヨさんの「ペルパネプ」が用意されているのでそちらを使用しました。

日本INK紀行で購入したもの

山本紙業様

ペンハウスでもお馴染みの山本紙業さんが新作を出されたということでご紹介くださいましたので、早速購入してみました。
一体これは…!?

こちらは「BULLET JOTTER」という商品になります。
別売りの「BULLET PAPER」というパッドタイプのリフィルを2種類差し込んで、いつでもどこでも持ち歩くことができます。
「BULLET PAPER」は色々な種類の紙が用意されており、今回私は新商品だという「カノープス」と「メレンゲ」を選びました。

「BULLET PAPER」は無地ですが、同じサイズの方眼/罫線の下敷きが付属しているので安心して使うことができます。
この下敷きは山本紙業さんの商品ではお馴染みの付属品ですね。

「BULLET PAPER」はそのままにしておくこともできますが…
天のり加工されているので、ぺりっとめくって…

パンチで穴をあけて…

バイブルサイズの手帳のリフィルとして使うことができます!
そう!「BULLET PAPER」はバイブルサイズと同じ大きさなのです…!
メモパッドとして、大きすぎず小さすぎず…
ちょうど良いサイズ感でとても気に入っています。

おまけ リフィルの大きさ比べ

自分の手帳に挟んでみたら、スラクラフトのカフェリフィルが大きいことに気がつきました。

ナガサワさんのオリジナルリフィルとBULLET PAPERは、95×170mmと同じ大きさでした。
カフェリフィルは95×171mmとのこと。
1mmだけ大きいようです。

ナガサワ文具センター様

日本INK紀行を主催されているナガサワ文具センターさんのオリジナル商品です。
写真左が、ブロックロディアNo.11。ナガサワさんオリジナルデザインのカバーとなっています。
このブルー以外にも色んな色があって、サイズもNo.11以外にNo.10もありました!
集めたくなる可愛さです。

そして右側は、「インクの空き地」。
自分の好きなインクで、スタンプパッドを作れるという優れもの。
インクが増えてきた…使いきれない…という方におすすめです。
かく言う私もインクが増えすぎて、ここ最近一生懸命スタンプパッド化していっている一人です。
超便利!

タカノバクラフト様


今回のお隣さん。
長野県は松本市からいらっしゃったそうで…!
お隣だったのでたくさんお話させていただきました!ありがとうございます!
デザインが可愛すぎるデニムのポーチを2種類購入。
キーホルダーやステッカーはご厚意でいただきました…本当にありがとうございます…!

同じデザインのトートバッグサコッシュなども販売されていて、たくさんの方が立ち止まってどの動物にするか悩まれていました。

ちなみに私の推しは「ウニ」です(笑)

タカノバクラフトさんはめちゃくちゃ可愛い牛乳瓶を模したインクを販売されていて、こちらがあっという間に売り切れていました。
気になる方は、Instagramをチェックしてみてください。

文具生活様

インクが増えすぎているとか何とか言っておきながら…
ちゃっかり増えています。
四国で店舗を展開されている「文具生活」さんのオリジナルインクです。
先ほど試筆のところでも別のインクを試し書きしていましたが、気になるインクがたくさんありすぎて…!
「鳴門金時パープル」も気になりましたが…それよりも上回る勢いで「雑魚(じゃこ)天」が私の心をかき乱してくれました。
じゃこてんのインクって何!?

早速使ってみました。紙は先ほど登場した山本紙業さんの「カノープス」です。
おお…じゃこてん…
じゃこてんが食べたくなる…
グレーなので、普段使いもできそうです。

ここで、カノープスの裏抜けチェック!
問題なし!
サラサラとしていてとても書き心地が良い紙です。

以上、スタッフたけのこが購入した商品でした。
いつもより控えめ…のはず。

最後になりましたが、主催のナガサワ文具センター様、出店者のみなさまありがとうございました!
そして、ペンハウスに来てくださったみなさま!
いつもWebで購入していますと仰っていただけるのが何よりの励みです。
今回来られなかったみなさまも、また別のイベントでぜひお会いしましょう!

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人

スタッフたけのこ
文房具を愛してやまないペンハウスのスタッフ。
学生時代にPILOT製品に魅了されて以来、文房具遍歴がスタート。
社内のデスク周りは置ききれないほどに文房具であふれ、私物のインクコーナーまで存在しているほど。
席替えをしたときは、山が動いたといじられる。
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