二千年の歴史を有し、内宮・外宮をはじめ
125の宮社からなる日本人の心のふるさと「伊勢神宮」。
「お伊勢さん」など親しみを込めて呼ばれることも多いが
正式名称は地名のつかない「神宮」(じんぐう)である。
2013年には20年に一度の「式年遷宮」がおこなわれ
話題になったのも記憶にまだ新しい。
そんな伊勢神宮の神域で育てている檜を「伊勢檜」と呼ぶ。
世界各国珍しい銘木は存在するが
この「伊勢檜」はただ珍しいというだけではない。
通常、式年遷宮など社殿造営のみに使われるため
一般に出回ることはまず無い門外不出の御用材だ。
伊勢神宮を流れる五十鈴川近くの畔に
小さなペン工房「杢杢工房」がある。
銘木コレクターでもある野村収氏が
世界中から集めた稀少な木材を用いて
ひとつひとつ手作りで筆記具を製作している。
入手が難しい「伊勢檜」だが
神宮に使用されなかった間伐材などが
極稀に野村氏の元にやってくるという。
銘木コレクターならではの話である。
伊勢神宮の社殿と同じ木材である
格式高い「伊勢檜」を丁寧に削りだし
筆記具にしたのがこのボールペン。
さらに、ご神木である御山杉をラインで射込み
贅沢なワンポイントを創り出している。
「伊勢檜」のボールペンを手にすれば
自然木の優しい手触りと、ほのかな香りが
どこか懐かしい気持ちにさせてくれる。
目を閉じて、心のふるさと「伊勢神宮」に
思いを馳せるのも良いかもしれない。
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