皆様こんにちは!ペンハウス山中です。
毎年この季節になると同じことを思っているのですが、1年はあっという間、早くもクリスマスやお正月の足音も聞こえてきそうです。山ほどやり残していることがあるのですが…。
それはさておき、お正月といえば年賀状。といっても最近ではメールやSNS、LINEなどの台頭により年賀状を書く機会も減ってきているようです。
日本郵便のデータによると年賀ハガキの発行枚数のピークは2003年、約44億枚あったものが、2017年には約28億枚近くにまで減少、さらに2018年用の当初発行枚数は約25億枚となり7年連続での減少となるそうです。
なぜ年賀状は手書きで貰うと嬉しいのか?
このまま年賀状の文化は無くなっていってしまうのでしょうか。そんな事を考えていて、ふと思ったのですが、なぜ年賀状は手書きで貰うと嬉しいのか?
もちろん手間暇を惜しまず書いてくれたということもあるのですが、それだけではないような気もします。
そのひとつに書体が人に与える印象があるのかもしれません。まったく同じ言葉でも、書く人、文字の大きさや太さ、トメやハライなどが違うだけでも随分と雰囲気が変わってきます。
わかりやすい例で言うとパソコンなどのフォントが当てはまります。同じように「ありがとう」と入力した場合でもゴシック、明朝、手書き風などフォントが変わるだけでずいぶん印象が違ってきます。
これは宣伝広告などグラフィックデザインの世界ではあたりまえのように使われているそうなのですが、例えばゴシック体は、均一な線の太さでインパクトがあり、目に入りやすい特徴があるため要点を伝えたい文章やキャッチコピーなどにもよく使われます。明朝体は横線が細く、縦線が太いタッチが特徴で真面目で高級感のある印象を与えます。さらに筆書体とよばれる手書き風書体には「トメ」や「ハネ」があり、筆で書いたような躍動感があり、温かみや親しみやすさを持っているといいます。
筆のような文字を簡単に書くことができる万年筆
やはり手書きで書いた文字には感情を表現する力があり、年賀状を手書きでもらうと嬉しいのは、文字から受ける印象に心が動いたからなのかもしれません。
これと同じことが筆記具の世界でも存在しているのではないでしょうか。例えばボールペンはゴシック体のように均一な線がかけるため、公文書などに向いています。万年筆は文字の強弱をつけることができるため、高級感のある雰囲気の明朝体に近いのかもしれません。そして手書き風書体はもちろん筆という事になるのですが、現代において実際に筆と墨汁を用意して書くということは難しいものです。
そういったニーズから誕生したのが「筆ペン」になるのですが、これもまた扱いが難しく、なかなか上手に筆記できないという声もよく聞きます。
そこで注目したいのがセーラー万年筆が開発した「ふでDEまんねん」。関西出身の方ならダジャレ?と気付くかもしれませんが…。一言でいうと「筆のような文字を簡単に書くことができる万年筆です。
その秘密は特殊形状のペン先にあります。筆記する角度や、ペンを持つ位置により、線の太さを筆のように自由に変えることができ、細書きから太書きまで対応が可能。「トメ」や「ハネ」など、筆で書いた文字のような雰囲気を出すことができます。
これは実際に筆記した当店スタッフの声ですが「普通の万年筆より表現力が高く、書きやすいので使っていると楽しくなってくる」とのこと。
ひとつのペンで様々な表現ができ、年賀状や手紙など気持ちを伝えたい時に最適な万年筆「ふでDEまんねん」。温かみのある親しみやすい文字は、あなたの感情を表現し相手の心を動かしてくれるかもしれません。
<商品詳細>
セーラー万年筆 ふでDEまんねん