良いペンケースというのは、大切な万年筆を安心して任せることができる安全性と耐久性に加えて、万年筆を選ぶのと同様に自分自身に相応しい、個性を映し出せる物こそが現代のペンケースに求められるものだと思います。 逸品の小部屋の読者の方なら、すでにたくさんのペンケースをお持ちかもしれません、そこにもうひとつ手元に置いておきたくなる、個性的でかつ大人の美学を感じさせる「セパレートペンケース」を紹介します。
Pent × INDUSTRIA★のセパレートペンケース
「セパレートペンケース」は、多くの万年筆愛好家から支持を集める「オムレット」でお馴染みのINDUSTRIA★(インダストリア)と世界の筆記具ペンハウスのブランドPent(ペント)がコラボレーションした、センスがあふれるペンケースです。 外見をみるとペンケースというよりも上品な革製の手帳のような佇まいが特徴で、最大3本までの高級筆記具を収納することができます。 「セパレートペンケース」の大きな特徴は、ペンの収納部分(セパレートユニット)はそれぞれが独立していていること、3本すべてを収納した場合でも、万年筆が互いに干渉することなく安心安全に包んでくれます。 さらに、このセパレートユニットには万年筆を抜き挿しし易くできるように、収納口は楕円形にカットされていて、PelikanのSouverrenM800のような太軸万年筆もスムーズに使え、太軸万年筆をこよなく愛するユーザーにもきっと満足してもらえる仕様になっています。 また、左サイドのポケットには、現代人にはなくてはならないスマートフォン(iPhone ProもOK)を納めることができるほか、情報カードや予備の名刺を挟んでおくとさらに便利です。
組み合わせて楽しむ「セパレートペンケース」
単体でもペンケースとして十分な機能を有している「セパレートペンケース」ですが、お気に入りステーショナリーと組み合わせる事で、より自分らしいスタイルを楽しむ事ができます。 たとえば、バイブルサイズのシステム手帳と組み合わせると、まるであしらえたようなぴったり感とコンパクトさが際立ち、A5サイズのノートでは、あわせて持ち運ぶ際にしっくりくるホールド感の良さに加えて、立ち姿もよりスマートに映ります。 筆記具とノートという最強のタッグを 、お気に入りのステーショナリーと組み合わせることはコーディネイトを楽しむような感覚です。
職人技の逸品
イタリア製のシュリンクレザーを、ひとりの職人の手でひとつひとつ丁寧に仕立てられた「セパレートペンケース」は、手にした瞬間から手に馴染み、その風合いはオフィスではビジネスとして、カフェではプライベート空間を演出してくれるすてきな相棒として寄り添ってくれます。
毎日の暮らしの中で、服を着替えるのと同じように、ペンケースもその日の気分で変えてみる、そのひとつに加えてほしいPent × INDUSTRIA★の「セパレートペンケース」です。
<この記事に登場する文具>
Pent〈ペント〉 by INDUSTRIA★ ペンケース セパレートペンケース3(3本用)IND-LSP3
この記事を書いた人
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文具ライター、システム手帳から綴じノートまで複数の手帳を使い分ける、手帳歴40年のマルチユーザー。
「趣味の文具箱」「ジブン手帳公式ガイドブック」などの文具雑誌や書籍をはじめ、旅行ライターとしても執筆活動を行い、文具と旅の親和性を追い求める事をライフワークとしている。
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