天の川のような美しさをシリーズで揃えよう!「ペリカン スーベレーン オーシャンスワール」
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天の川のような美しさをシリーズで揃えよう!「ペリカン スーベレーン オーシャンスワール」

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ペリカン スーベレーン オーシャンスワール

ぼくが、8年前、本格的に万年筆を使うようになったのは、それまでボールペンを使っていた時よりも、何となく自分の字が好きに思えたからだ。ぼくの字は、子どもっぽい丸文字で、なかなか美しい字を書くことができなかった。ところが、万年筆を使うようになってから、自分のその個性的な字がそれほど嫌だとは思わなくなったのである。それは万年筆独特の筆致や、インクの濃淡などにより字に変化が出たからなのではないかと自分では思っている。
だから、万年筆を使い始めたころは、他の筆記具、例えばボールペンやペンシルなどはまったく興味がなかった。
ところが、例えば、店頭でカードで買い物をした際に渡されるサインをするためのボールペンや、ホテルのチェックインの際に使うホテルに備え付けのボールペンなど、意外とボールペンを使う機会が多いことに気づき、それに伴い、何となくボールペンの書き味というものが気になり始めたのである。
確かに、複写式の書類を書く時は万年筆は使えないので、日常生活においてまったくボールペンを使う機会がなくなったというわけではない。
しかし、それまでぼくが持っていたボールペンというのは、500円以下の安いボールペンばかりで、万年筆とのバランスは良くないということに気づき始めた。
そこで、できるだけ自分の好きな軸は万年筆だけではなく、ボールペンも揃えていこうと決めたのである。特にぼくが好きなのはターコイズ系の色なので、そういった色のボールペンが少しずつコレクションに加わり始めた。
去年発売されたペリカンのスーベレーン オーシャンスワールは、当初は万年筆だけを買う予定だった。これは、とにかく軸が見事。深い青緑の軸は、砕いた結晶が散りばめられているようにも見え、光によって、その輝き方が変化し、実にユニークな万年筆だ。

ペリカン スーベレーン オーシャンスワール

ペリカン スーベレーン オーシャンスワール

だから、これは万年筆だけを購入して、その一本をじっくりと愛でれば良いかなと思っていたのである。
ところが、ネットなどで、同じシリーズの他のアイテムを見るにつけ、何となく一本だけではなく、他のローラーボールやボールペンも一緒に並べたい衝動に駆られてしまったのである。
実際に3本を並べてみると、光の加減によって、軸の模様がまるで天の川のようにも見える。これは、万年筆1本だけではなかなか再現することができないような気がして、ついにぼくはローラーボールとボールペンも揃えてしまった。ペリカンで3種類を揃えたのは実はこれが最初である。

ペリカン スーベレーン オーシャンスワール

特にペリカンのローラーボールは初めて使ってみたのだが、これが実に書き心地が良い。滑らかにペン先が紙の上を滑っていくのが心地よく、いつまでも書いていたいという気持ちになる。万年筆とは違った書き味だし、字も万年筆とは異なってくるのだが、それでも書き味が良いので、それだけで書く悦びを得ることができる。

ペリカン スーベレーン オーシャンスワール

ペリカン スーベレーン オーシャンスワール

ボールペンはローラーボールや万年筆と比べると細身ではあるが、持ったとたんに手になじみ、さらに神秘的な変化のある軸がまるで手の中に海のきらめきがあるようで、それだけで楽しい気持ちになる。

ペリカン スーベレーン オーシャンスワール

もちろん、この三本の中で一番出番が多いのは万年筆だけれども、これからは、ボールペンやローラーボールなど書き味の違うものをTPOに合わせて使い分けたいと思っているので、このオーシャンスワールは常に3本セットで持ち歩きたい。これから来る夏もこの天の川を閉じ込めたようなシリーズで乗り越えられるような気がする。

ペリカン スーベレーン オーシャンスワール

ペリカン スーベレーン オーシャンスワール

<関連リンク>
ペリカン 万年筆 特別生産品 スーベレーン M805 オーシャンスワール
ペリカン ローラーボール 特別生産品 スーベレーン R805 オーシャンスワール
ペリカン ボールペン 特別生産品 スーベレーン オーシャンスワール

<記事の中に登場する文具>
ロディア ブロックロディア No.13 ホワイト 5mm方眼

この記事を書いた人

武田健
武田健
文具ライター、山田詠美研究家。雑誌『趣味の文具箱』にてインクのコラムを連載中。好きになるととことん追求しないと気が済まない性格。これまでに集めたインクは2000色を超える(2018年10月現在)。インクや万年筆の他に、香水、マステ、手ぬぐいなどにも興味がある。最近は落語、文楽、歌舞伎などの古典芸能にもはまりつつある。
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