大きなシステム手帳が帰ってきた
バブル期を体験したビジネスマンには懐かしいと感じる、大きくてぶ厚いシステム手帳が再び人気を集めています。 iPhoneに代表されるスマートフォンの登場で、スケジュールや住所録などが携帯電話(スマホ)で管理できるようになって、大きなシステム手帳の役割はデジタルデバイスにとって変わられた感がありますが、近年「手書き」の良さが見直されてアナログな手帳や万年筆に注目が集まるようになりました。
ビジネスツールとしての管理機能はスマートフォンにお任せして、プライベートな趣味のためだけにシステム手帳を楽しむ時代の到来です。
旅を1冊にまとめるオールインワン手帳
たとえば「旅」をテーマにした場合、目的のための準備を行います。 システム手帳なら、行きたい場所や移動手段など情報を手当たり次第に書き出して、あとから自由にページを差し替えてまとめなおすことができ、用途に応じてさまざまなリフィルが使い分けられるのが特長です。
オーソドックスな横罫線には上記の準備メモから当日の行動LOGを、旅程を俯瞰するなら1日1ページのリフィルが最適、Todo用は行きたい観光スポットやグルメショップのリストに加えて家族や会社へのお土産リストに使えば買い忘れ防止にもなります。
ドットや方眼は手書きで地図やイラストが描きやすく、無地の用紙は記念スタンプや郵便局の風景印の押印にも役立ちます。
これらの異なるフォーマットのリフィルを混在させて1冊のノートとして持ち歩けるのは、システム手帳ならではのアドバンテージです。
Pentシステム手帳「ケイシイズ」ならできるバッグレスの旅
Pentシステム手帳「ケイシイズ」のリングφ径は20mmと紙のリフィルなら約140枚から180枚が収納できる余裕の容量で、事前にまとめた情報も移動中に筆記するページにも事欠きません。
日帰りの旅行なら持ち歩くペンも1本あれば十分、ペンホルダーには20mmφまでの筆記具に対応しているので、万年筆ならペリカンM800クラスがPentシステム手帳「ケイシイズ」と一緒に持ち歩けます。
さらに、本体には大小のポケットがあり、クレジットカードや身分証明書の他に各種チケットを収納でき、ウォレット用のリフィルを使えば財布も持ち歩かずに済みます。
旅に寄り添うシステム手帳
白状してしまうと、ボクは軽くてシンプルなシステム手帳派で、サラリーマンを辞してから大きなシステム手帳はずっと敬遠してきましたが、Pentシステム手帳「ケイシイズ」を使ってみて、日常を今よりも身軽に楽しめるバッグレスという新しいライフスタイルの発見がありました。
さまざまなリフィルやオプションを組み合わせることは自分だけの手帳をプロデュースすることになり、文字通り自分だけの手帳を作り出すことができます。
過去のツールだった大きくてぶ厚いシステム手帳は、今の時代にこそ相応しい新しい可能性を示してくれます。
<この記事に登場するシステム手帳>
・Pent×ケイシイズ システム手帳 変形型バイブルサイズ エレファントレザー グレー
▼こちらの商品には他にも種類・カラーバリエーションがございます!
・Pent×ケイシイズ システム手帳の商品一覧はこちら
この記事を書いた人
-
文具ライター、システム手帳から綴じノートまで複数の手帳を使い分ける、手帳歴40年のマルチユーザー。
「趣味の文具箱」「ジブン手帳公式ガイドブック」などの文具雑誌や書籍をはじめ、旅行ライターとしても執筆活動を行い、文具と旅の親和性を追い求める事をライフワークとしている。
最新の投稿
- 2024年11月14日文具、徒然旅日記東京インターナショナルペンショー
- 2024年10月10日文具、徒然旅日記いつかは作りたい旅ノートのためのエフェメラの集め方
- 2024年9月12日文具、徒然旅日記大容量インクの万年筆、TWSBI VAC700Rの魅力
- 2024年8月21日文具、徒然旅日記東京文具の展示会レポート