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文具好きの小部屋

春到来!フレッシャーズにオススメしたい万年筆

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2021年、今年も日本に春がやってきました。

日本のカレンダーやダイアリーの多くが1月を起点にしていますが、学校や企業では新年度のスタートは4月からというのがもっぱらです。サクラが咲き誇るこの季節の方が、日本人の気質には似合っているように思います。

この春から新しいスタートを切るフレッシャーズの皆さんは、それぞれの立場で人生のスタートラインに立つことになります。その記念として新しい門出に相応しい筆記具「万年筆」をおすすめしたいというのが今月のテーマです。

自分自身のために購入してもよし、あるいは身近にいるフレッシャーズのためのお祝いとして贈ってもよし、そんな万年筆を各ケース別で紹介しましょう。

新入学・高校生編

LAMY サファリ

LAMY サファリ

ドイツでは、小学校から万年筆での筆記が授業に組み込まれています。このサファリは万年筆をホールドするグリップ部分が握りやすい三角形をしているので、初心者にも扱い易いのが特徴です。

日本では、万年筆はもっとオトナの筆記具と思われがちですが、そんなことはありません。万年筆の書き心地を体験するにはピッタリの1本です。

⇒「LAMY サファリ」の詳細はこちら

新入学・大学生編

プラチナ万年筆 プロシオン

プラチナ万年筆 プロシオン

受験生活を終えて、晴れて大学生になった人たちのキャンパスライフをポップに演出してくれる1本がプラチナ万年筆のプロシオンです。

2019年のISOT日本文具大賞の機能部門でグランプリを受賞したプロシオンは、多くの人から支持を集める人気と実力を兼ね備え、カラーバリエーションも豊富。服やバッグのように、その日の気分で色を選んで持ち歩きたくなるオシャレな万年筆です。

⇒「プラチナ万年筆 プロシオン」の詳細はこちら

TWSBI ECO-T

TWSBI ECO-T

近年、万年筆愛好家の中で人気を集めている台湾のブランドTWSBI(ツイスビー)。
欧米の万年筆メーカーのOEMとして培った技術は世界が認めるところ。いま1番コストパフォーマンスに優れていると評判のTWSBIからはECO-Tがおすすめです。

ECO-TはLAMYサファリと同様にグリップに指を添えるくぼみを設けてあり、握りやすさを考慮した設計です。

また、すべてのモデルがスケルトン仕様になっているので、中に入っているインクが良く見えるというメリットもあり、ブラックやブルーのインクでは物足りない、もっといろんなカラーインクも楽しみたいという、ちょっぴりよくばりな人にぴったりの万年筆です。

⇒「TWSBI ECO-T」の詳細はこちら

新社会人編

セーラー万年筆 プロフィットスタンダード

セーラー万年筆 プロフィットスタンダード

新社会人おめでとう!万年筆も一歩前に踏み出して、仕事で使っても遜色のない万年筆を選びたい、そんな時に胸を張って使って欲しいのがセーラー万年筆のプロフィットスタンダードです。

オーソドックスなデザインとシックなカラーは飽きのこない質感で、長く使い続けていけるモデルです。

⇒「セーラー万年筆 プロフィットスタンダード」の詳細はこちら

プラチナ万年筆 #3776 センチュリー(ロジウム ブラックダイヤモンド)

プラチナ万年筆 #3776 センチュリー(ロジウム ブラックダイヤモンド)

日本一の山「富士山」の標高を冠する#3776センチュリーは、文字通り日本の頂点を示すひとつの指標です。これからの人生においても、仕事においても「頂点」を目指す前向きなフレッシャーズに相応しい万年筆です。

また、しばらく使わずにいても中のインクが乾かない、プラチナ万年筆独自のスリップシール機構を搭載しているのも、まだ万年筆に不慣れな人には安心の機能です。

⇒「プラチナ万年筆 #3776 センチュリー」の詳細はこちら

まとめ

日本の国民的な漫画「ドラえもん」は小学館の学習雑誌「小学1年生」から「小学6先生」で連載されていたので、誰もが一度は読んだことや目にしたことがあるはずです。

「ドラえもん」は、各誌毎にその学年で学習する「漢字」が使われていて、学年が上にいくにつれてのび太くんの台詞もだんだんと漢字が増えていきます。つまり読者ものび太くんと一緒に知らず知らずのうちに成長していくわけです。

長い人生のなかで人は様々な節目を迎えます。分岐点に立ち、新しい一歩を踏み出す記念に、それに相応しい万年筆を選び人生を共にして欲しいと思います。

この記事を書いた人

出雲義和
出雲義和
文具ライター、システム手帳から綴じノートまで複数の手帳を使い分ける、手帳歴40年のマルチユーザー。
「趣味の文具箱」「ジブン手帳公式ガイドブック」などの文具雑誌や書籍をはじめ、旅行ライターとしても執筆活動を行い、文具と旅の親和性を追い求める事をライフワークとしている。
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