世界の筆記具ペンハウス

常に向上心を持って前進を続ける「パーカー ソネット」

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パーカー ソネット

スーツの胸ポケットに輝くのは、優雅な大人のシンボル「矢羽クリップ」。
それはいつの時代も決して立ち止まらず、常に前進し、向上し続けるパーカー社の高い志を表している。

人間は本能的に変化を恐れる生き物である。大昔、まだ狩猟生活をしていた時代、自分たちが住み慣れた土地を離れ、未開の地に足を踏み入れるのは大きなリスクを伴っていた。命の危険もあったに違いない。そのため我々の祖先は現状維持を望み、変化を恐れていたのかもしれない。

ただ時代の流れが急加速的に変化していく現代、現状維持の方がリスクとなりつつあるという。もはや時代に合わせて進化することが、これからの時代を生き抜く術なのかもしれない。

パーカーのルーツ

「世界で最も愛されるペン」と称されるパーカーの筆記具は、英国王室御用達ブランドに選ばれるなど、純英国産のイメージが強いが、実はそのルーツはアメリカにある。

1888年、ジョージ・サッフォード・パーカーが、万年筆のインク漏れを解決する「ラッキーカーブペン」を開発し特許を取得する。これが「優れたペンを作り上げる」というブランドストーリーの始まりだ。
その後も常に時代の最先端を行く筆記具を開発し、アメリカのトレンド・カルチャーを象徴するアイコンとなるまでそのブランド価値を高めていった。

そして1941年、創業51年を記念して開発された「パーカー51」は、戦闘機の空気特性からインスパイアを受けた細身の流線型ボディが人気を博し、「宇宙から来たペン」と称され世界中で大ヒットを記録した。権威あるデザイン賞も獲得したその名品は、今でも20世紀最高のペンの1つと言われている。

もちろん日本でも大人気となり、当時、ロンソン(ライター)、オメガ(腕時計)とともに「男の三種の神器」と称されていたという。
その後も「61」「45」「75」と続いていく二桁シリーズを発表し、高いファッション性とブランド価値を誇るパーカーは、1940~60年台を代表する高級筆記具ブランドとして一時代を築いていった。

歴史的シリーズの誕生

1986年に本社を英国に移した同社は、過去の名品などを次々と復刻していくが、パーカーの向上心は単純な復刻だけで留まるはずが無かった。
過去の伝統的な良さはそのままに、常に時代の先を見つめ、筆記具に付加価値を与えながら復刻品や新作を発表。さらに進化を続けていった。

そして再び歴史的シリーズが生まれたのは1993年。
名品「パーカー51」などの洗練された細身のラインを受け継ぎ、よりラグジュアリーに、より優雅でバランスのとれたボディを実現した「パーカー ソネット」が発表されると、瞬く間にベストセラーアイテムへと上り詰めた。
今では同社のフラッグシップモデル「デュオフォールド」と並んでパーカーを象徴するモデルとなっている。

パーカー ソネット

「ソネット」シリーズの万年筆は、そのラグジュアリーなデザインはもちろんのこと、まるで羽ペンのような滑らかな書き味を誇り、万年筆愛好家を虜にし続けている。同じシリーズで展開されるボールペンもまた、ステータスシンボルとして、今やビジネスパーソンには欠かせない存在だ。

前進を続ける「ソネット」

現在も「ソネット」は進化を続け、時代への最適化を怠ることはない。
2015年には「デュオフォールド」とともにコレクションを一新し、現在のラインナップとなっている。

パーカー ソネット

歴史ある名品の真髄と、決して変化を恐れないパーカー社の高い志と革新性が具現化されたペンコレクション「ソネット」。
常に向上心を持って前進を続けるあなたの胸ポケットには、この「矢羽クリップ」がよく似合うだろう。

<関連リンク>
【現行モデル】
パーカー ソネット(ニューコレクション)
【リニューアル前の旧モデル】
パーカー ソネット オリジナル ボールペン

この記事を書いた人

ペンハウス山中
ペンハウス山中
ペンハウス入社12年のWEBディレクター。ページ製作から企画・イベント、システム開発などにも携わっています。趣味はサッカー観戦と合気道(四級)。
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