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春を楽しむ「サクラノート」の作り方・旅ノート番外編

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春を楽しむ「サクラノート」の作り方・旅ノート番外編

寒い冬が終わり、春の訪れを告げるサクラの便りがニュースから聞こえてくると、ふわふわと外へ出かけたくなる季節の訪れです。

今回はそんな春にふさわしいサクラノートの作り方を実例と一緒に紹介します。

使用するのは普段使いのノートや日記でもかまいませんが、モレスキンから2019年春の限定モデル「さくらコレクション」が発売になっているので今回はコチラを使い、自分だけの春を楽しむノート作りに挑戦してみましょう。

Let’s Try! SAKURA Notebook

サクラ

3月中旬から4月にかけて、日本中でサクラを楽しむ事ができます。
東京なら千鳥ヶ淵や中目黒を流れる目黒川沿いのサクラも見事です。
関西なら大阪城公園や靱公園、京都は白川沿いや円山公園のサクラも有名ですが、わざわざ旅にでるまでもなく、近所の公園でもサクラを満喫する事はできるので、身近な場所を散歩しながら春の到来をよろこびましょう。

用意するツール

・手帳や日記など普段使いのノートでもOK
・フタをすることができるタイプのケース
・幅広の透明テープ など

1.ノートブック

モレスキンさくらコレクション

今回は、「モレスキンさくらコレクション」を使います。ポケットとラージの2種類のサイズから選べます(2019年春の限定モデル)

2.サクラを採取するケース

プラスチック製のケース

サクラの花びらを拾い集めて持ち帰るためのケースです、少しならノートに挟んでも大丈夫です。ボクは銀塩カメラ時代の遺産?フィルムケースが自宅に残っているので主にこれを使っていますが、雑貨店などで扱販売されている簡易ケースでOKです。

3.ノートに貼り付けるための透明テープ

透明テープ

花びら全体を覆うことができる幅が広いタイプがオススメ、ここで使用しているのは50mm幅のテープです。

How to SAKURANOTEBOOK

ステップ1

サクラ

まずはお花見気分で出かけよう!

ステップ2

サクラ

桜の木の下におちた花びらをケースに拾いあつめます、風が吹くと花ごと落ちている時もあるので迷わずゲット。

ステップ3

サクラ

ケースに入れて、持ち帰ったサクラをノートに貼り付けます。
この時、透明テープの粘着面を上にしてピンセットを使って貼っていくと作業は楽になります。

ステップ4

サクラ

透明テープを使ってサクラの花をノートに貼り付ける、これでひとまず完成!

And more

これだけだとちょっと味気ない?という方なら、ひと工夫加えてみましょう。

サクラを撮影した写真を貼り付ける

1番オーソドックスな手法は撮影したサクラの写真をプリントアウトして貼り付けるのが簡単です。

折り紙でよりサクラを際立てる

白いノートに薄紅のサクラの花びらは目立ちにくいので下地をひと工夫、採取した花びらを色折り紙の上にのせて透明テープを貼るとよりサクラの色が強調されます。

完成!サクラノート

花や写真などを貼り合わせるだけでサクラノートは簡単につくる事ができます。
ちょっとした工夫を加えれば、より自分らしいサクラノートにもなります。

まとめ

春を愛でる、サクラを愛でる、ノートを愛でる、「3つの愛でる」が同時に楽しめるのがこのサクラノートです。

ポイントは作品を作ろうとしないこと、美的センスのないボクがかっこつけて芸術的なノートにしようとして失敗した事は数えきれません。
大切なのは想い出を記録する事で、芸術家気取りの見栄はこの際、冬物のジャケットと一緒に簞笥の奥にしまいこんで、気軽な気持ちでノートに向かってください。

きっとあなたらしいサクラノートが生まれるはずです。

<この記事に登場する文具>
モレスキン ノートブック 限定品 さくらコレクション

この記事を書いた人

出雲義和
出雲義和
文具ライター、システム手帳から綴じノートまで複数の手帳を使い分ける、手帳歴40年のマルチユーザー。
「趣味の文具箱」「ジブン手帳公式ガイドブック」などの文具雑誌や書籍をはじめ、旅行ライターとしても執筆活動を行い、文具と旅の親和性を追い求める事をライフワークとしている。
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